法然と浄土宗のはじまり
浄土宗は、平安時代末期に僧侶の 法然 によって開かれました。
法然はもともと 比叡山 で仏教を学んでいましたが、厳しい修行は一部の人しかできないと感じ、誰でも救われる仏教の道を探していました。
その中で 源信 の『往生要集』や、中国の僧 善導 の教えに影響を受けます。
そして1175年ごろ、「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えることで救われるという教えを広め、浄土宗を開きました。
浄土宗の教え
浄土宗では、阿弥陀如来 を信じて「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えることで、亡くなった後に極楽浄土へ往生できると考えます。
法然は仏教の道を
• 聖道門(修行によって悟りを目指す道)
• 浄土門(念仏によって救われる道)
の二つに分け、多くの人が実践できる道として念仏の教えを大切にしました。
祀り方の特徴
浄土宗の仏壇では、中央に 阿弥陀如来 を祀ります。
その両脇には
右に 観音菩薩
左に 勢至菩薩
を祀ることが多く、この三尊を中心にお祀りします。
また、脇掛けとして
右に 善導
左に 法然
のお姿を祀ることもあります。
位牌は二段目に安置し、向かって右に古い祖先、左に新しい祖先の順に並べるのが一般的です。